ラップの危険な素材 その3
1998年には、環境ホルモン市民団体テーブルが、当時、大問題になっていた環境ホルモンのノニルフェノールを塩ビ製ラップから検出しました。
ノニルフェノールは界面活性剤。
1980年代に、イギリスの河川で生殖器官異常によってメス化した野性魚のローチが大量に見つかった事件で、原因と疑われた物質です。
市民団体テーブルがノニルフェノールを見つけたのは、中堅スーパーのプライベートブランドとして売られていた塩ビ製抗菌ラップでした。
このラップにはノニルフェノールが1本に0.03グラム含まれており、直径20センチの皿にラップをかけて電子レンジにかけると、最大0.17ミリグラムも溶け出す可能性がありました。
これは、妊娠中の女性が使うと胎児に悪影響を与える可能性があるラップなのです。
