亜鉛が不足すると・・・ 2

亜鉛が欠乏した状態になると、ラットは味覚障害を起こします。


この所見は、人間の味覚障里患者でも同様だと、前出の冨田氏は述べています。


新たな味蕾の細胞が生まれず、その数が減少していけば、味覚の機能は衰えていきます。


まだ活性化する力があるうちに対処すればいいのですが、細胞が死滅してしまってからでは、再び正常な味覚を取り戻すことは困難になるでしょう。


さらに亜鉛不足は、次のような病気と相関関係があるといわれています。


(国立健康栄養研究所・西牟田守「亜鉛摂取の意義と現状」、『食の科学』1995年7月号より)。


・ガン亜鉛が不足した状態では、ガン細胞が生き延びやすく、ガンにかかりやすい体質になる。


また亜鉛の不足自体が、ガンを誘発させる危険性もある。

亜鉛が不足すると・・・

亜鉛は、体を構成し、生理機能の調節や酵素の成分として欠かせない無機質(ミネラル)の1つです。


亜鉛は、約3000種ある酵素のうち約1割に含まれていて、酵素活性とくに細胞の代謝に必須のもの。


遺伝子の複製の柱となる転写活性タンパクの合成になくてはならない元素でもあります。


この元素は体内のあらゆる組織、血液や筋肉、脳や各器官だけでなく、皮膚や毛髪にも含まれています。


亜鉛が不足すると、どんな弊害があるのでしょうか。


基本的には酵素や細胞の働きに支障をきたすわけですが、次のようなことが動物実験によって明らかになっています。


舌にある味蕾細胞は、常に新しく生まれ変わっています。


ラットの場合、10日という早いサイクルで新生しているといいます。


その再生に欠かせないのが亜鉛です。

現代人の味覚に異変 2

注目したいのは、味覚障害の原因のトップになっている食事性亜鉛欠乏症です。


亜鉛の不足は、医学的にはあまり重要な問題とされてこなかったのですが、1960年代になって「成長期のヒトにおける亜鉛欠乏症」が増加し、人間にとっての亜鉛の重要性が認識されるようになりました。


亜鉛は人間の体にとって欠かすことのできないミネラルであり、いま、その不足が原因で起こるトラブルが問題になっています。


味覚異常を探る前に、基礎知識として「亜鉛」について学んでおきましょう。


ヒトの体は元素からできています。石塚孝一氏によると、主要な元素には、酸素・水素・炭素・窒素の4元素があります。


また、生体機能に欠かせないカルシウムやナトリウム、カリウム、リン、マグネシウムや、ビタミン、ホルモンなどもあります。


さらに酵素の働きに不可欠な元素としては、亜鉛や鉄、ヨウ素などがあります。

現代人の味覚に異変

味がわからない、違った味に感じるなど味覚に異常をきたす人は、年間約14万人にものぼります。


1976年、日本大学附属板橋病院に「味覚外来」が開設された当初は年間100名程度だったのが、その後3倍に増えています。


いまでは他国に比べても多いレベルになってしるとしう味覚障害の原因としては、さまざまな要因が考えられます。


臨床の立場から多い順にみると、トップは「食事性による亜鉛欠乏症」、続いて「薬剤による副作用」、さらに「肝臓・腎臓・胃腸の疾患、甲状腺の機能低下、糖尿病などの病気」「心因性」「唾液分泌などロ腔の疾患」「嗅覚異常からくる風味障害」「味覚神経の障害」と続いています。


外来に訪れる患者の年齢層をみると、1970年代は40~50歳代がピーク、その後70歳代が増加し、1980年代後半からは70歳代がピークとなっていて、日本の高齢化現象を反映しています。


この年齢層とさきの原因を併合して考えてみると、「49歳以下は食事性による亜鉛欠乏症、70歳以上は薬剤性や疾患」が、原因として大きな比率を占めていることがわかります。


(原因と患者の年齢層については、冨田寛「高齢者の味覚を保つ食事対策」、『フードケミカル』1996年12月号 参考)。

味を感知するメカニズム 2

そして、結論として


「舌においては、味を感受する味蕾の多いところが、すべての味覚に対して敏感である」


・・・と書いています(「日本人の味覚障害」、『生物の科学遺伝』1996年5月号)。


なるほど、こう考えたほうが実感に近いです。


さて、味蕾で感じとられた味覚は、味蕾の中にある味細胞から神経を経て脳へ伝えられて味を区別します。


脳の中では、その味覚情報とともに、過去の体験による快・不快、食べるか食べないかという行為も含めて、すべての生体反応が行なわれます。


人間の味覚感知、食行動は、こうしたシステムで展開されているのです。

味を感知するメカニズム

味覚情報はどのように伝達されるのでしょうか。


舌には味を感受する「味蕾」(みらい)という花の蕾に似た組織があります。


これは顕微鏡で見えるほどの大きさ(約50ミクロン)で、舌と上顎の奥に多いものです。


その数は人によって異なり、またいくつかの説もあるようですが、通常4000~000千個、平均して約5000個とみられています。


ところで、舌には味覚の地図があり、「舌の先は甘味、縁は酸味、奥は苦味、塩味は全体で感じる」と、学んだ人も多いのではないでしょうか。


私もその1人ですが、実感とその「地図」が合致していないような気がしていました。


この点に関して、日本で初めて日本大学医学部付属病院・耳鼻咽喉科に「味覚外来」を開設した冨田氏は、舌の部位により四基本味覚の感受性に差があるとする「舌の味覚地図」を否定しました。

危険を避ける方法

ラップの危険性についていろいろ紹介してきましたが、今回は危険を避ける方法を書きます。

それは、無添加ポリエチレン製のラップを使うこと。

これが一番安く、そして安全な方法です。

電子レンジで使うと溶けることもありますが、そのときは縮んだラップを取り除けば、とくに問題はありません。

くっつきが悪いのは、付着させる物質を使用していないからですね。

外国にはほとんどない日本が誇れる安全なラップなので、使い勝手が少しぐらい悪くても我慢して使いましょう。

mutenka.jpg

ラップの危険な素材 その6

こうして、胎児への危険性をはじめ、さまざまな危険性が指摘されているラップ・・・。

しかし大手メーカーのホームページには、こんなことまで書いてあります。

「塩素系プラスチックの追放は根本的なダイオキシン問題の解決にはなりません。

それは塩素を含むゴミには、塩素系プラスチックのほかにも食塩を含む生ゴミ、塩素漂白した紙などさまざまなものがあり、それらもダイオキシン源となり得るからです。」

自らがダイオキシン発生源になっていることを棚に上げ、ほかのゴミに責任があるといっているのですね。

これは大変だ。

イカンです。

イカンですよ。

gomi.jpg

ラップの危険な素材 その5

前回は恐ろしい実験結果を紹介しました。

あの実験は、家庭用の製品では少しマシにみえたそうです。

しかし、そうではなかったんですね。

塩化ビニリデン製の家庭用ラップを浸した水に金魚を入れると、狂ったように暴れ、疲れると静かになる・・・という行動を1時間半ほども繰り返したそうです。

別の大手メーカーの塩化ビニリデン製ラップは、その逆。

金魚はすぐに水の底に沈んで動かなくなったそうです。

そのままずっと動きません。

一方が躁で、もう一方が欝になったのですね。

不思議に感じて3度実験したそうですが、3度とも同じ結果になったそうです。

いったいどうして反対の状態になるのか、その理由はわかりませんが、神経や脳が影響を受けていても不思議ではないという結果になったんです。

これに対して、安全なポリエチレンを使った無添加ラップの場合は、金魚は何ごともなかったように翌日も泳ぎ続けていたそうです。

ラップの危険な素材 その4

ラップの溶出液の中に生きた金魚を入れ、その行動を観察する実験を行った団体がいます。

その結果は、想像だにしない恐ろしいことが・・・。

まず業務用の塩ビラップを水に浸し、表面の付着物質を溶け出させるために手でもみます。

するとヌルヌルしたくもりどめ剤が溶け出して、まるでビールのような泡が立ったそうです。

この抽出液に金魚を入れると、わずか5~15分で横になり、動かなくなりました。

すぐに救出したそうですが、ほうっておいたら死んでしまったに違いない、ということです。

kingyo.jpg